運動の棚


感覚こそ力 『野口体操 感覚こそ力』 <☆☆☆☆☆>
著者: 羽鳥 操
出版社: 春秋社  定価: 2,310円(税込)
「ほんの少しの小さな力によってバランスが崩れてしまう状態は、極めて頼りないように思われる。しかし、この状態はほんの少しの小さな力によってバランスを保つことができる状態でもある。これが生きものの安定状態である。」
(「感覚こそ力−モビールとバランプレー−」より)
スポーツの達人になる方法 『スポーツの達人になる方法』(テクノライフ選書) <☆☆☆☆☆>
著者: 小林 一敏
出版社: オーム社  定価: 1,470円(税込)
「自分で試技を見せ、要領を詳しく説明するコーチは一般的に評判がよい。速く走るランナーはストライドが広く、ももが上がっている。そこでコーチは「ストライドを伸ばせ!」「ももを上げろ!」と言う。運動している者もそのように力を使って努力をする。ところが測定すると、ストライドがもっとも後ろに伸びているところでは脚を引き上げる筋が全力で働いているし、ももが上がったところでは筋は全力で下に振り下ろしているのである。このように外から見た形と、中で働いている力は逆方向に向いていることが非常に多い。これが形を真似させてはいけないという「示範のいましめ」なのである。」
(「はじめに」より)
運動科学 『運動科学』(京大人気講義シリーズ) <☆☆☆☆>
著者: 小田 伸午
出版社: 丸善  定価: 1,995円(税込)
「客観的世界と主観的世界の二つは、互いに異なる別々の世界を成しています。二つの世界は別々の世界であるから、一方から他方へ越境するときには、翻訳が必要になります。二つの世界のずれを認識し、二つの世界の対応を考え、互いをどう結ぶのか。これらのことを考える講義、それが"運動科学"です。」
(「プロローグ」より)
※左右の股関節を通る二軸感覚を用いた運動原理が紹介されている。
コーチ論 『コーチ論』(光文社新書) <☆☆☆>
著者: 織田 淳太朗
出版社: 光文社  定価: 735円(税込)
「無能な指導者、間違ったトレーニング理論によって、どれほどの煌めく才能がつぶされ、スポーツ界から去っていったことか。
「ウサギ跳び」「丸刈り」「水分補給の禁止」「ダラダラ長時間続く練習」「シゴキ」「三年天皇、一年奴隷」「自分の成功体験の押しつけ」「恣意的な選手起用」「ただヒステリックにわめきちらすコーチ」「不勉強」「思いこみ」−日本のスポーツ界を語る言葉は、あまりに貧しく、絶望的である。いや、見方を変えれば、これはスポーツ界だけでなく、日本の一般社会にも共通することかもしれない。」
(ブックカバーのコピーより)
※この本も二軸の動作について詳しく紹介している。
運動神経がよくなる本 『運動神経がよくなる本』(カッパブックス) <☆☆☆>
著者: 白石 豊
出版社: 光文社  定価: 870円(税込)
「いくら的確な指令を出しても筋肉が弱ければ、指令どおりに動かないではないか。だからまず筋力トレーニングから始めようというのはまちがいである。筋力が強くても運動神経の悪い人はいくらでもいる。いわゆるパワーが凄いからといって運動神経がいいとはかぎらない。筋力から先に鍛えるのではなく、それを思いどおりに動かす回路(運動神経)をつくることのほうが大切である。その回路がひとたび通じさえすれば、今度は同じ指令を繰り返すことによって、筋力は自然と徐々に強くなっていく。」
(「1章 運動神経とは何か」より)
新インナーゲーム 『新インナーゲーム』 <☆☆☆>
著者: W・T・ガルウェイ
訳者: 後藤 新弥
出版社: 日刊スポーツ出版社  定価: 1,365円(税込)
「インナーゲームは、プレーヤーの内側のスポーツだ。集中力の突然の途切れや、緊張、自信喪失、自己非難といった、内なる障害を克服するゲームのことだ。(中略)インナーゲームのプレーヤーは、他のいかなる外側の技術よりも、リラックスした集中状態の大切さを知るようになる。」
(「序章」より)
スポーツ上達の力学 『スポーツ上達の力学』(大河サイエンス) <☆☆☆>
著者: 八木 一正
出版社: 大河出版 定価: 1,407円(税込)
「スポーツのなかには、生まれついての体形や能力を前提にしているものも確かにあります。しかし、誰にでもその人に合ったスポーツが必ず一つや二つはあるものです。そこで、スポーツ動作にも絶えず科学の目を向け、体を合理的に使って練習方法さえ誤らなければ、筋肉や関節にかかる負担を少なくして、誰でも安全に上達するコツはありそうです。」
(「はじめに」より)
目で見る動きの解剖学 『目で見る動きの解剖学』 <☆☆☆☆>
著者: ロルフ・ヴィルヘード
訳者: 金子 公宥 ・ 松本 迪子
出版社: 大修館書店  定価: 2,520円(税込)
「本書を読む際は、実際に自分の身体を動かして、筋がどのように働くかを感じとってほしい。クラスで勉強する場合でも、できる範囲でその実践を試みられたい。なぜなら、運動学や運動解剖学は、単なる理論ではなく実践に結びついてこそ意味のある分野だからである。」
(「序文」より)

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